キウイフルーツの栄養と健康効果

キウイの上手な活用法

さて、果物の中ではまだまだメジャーとは言い切れない存在のキウイフルーツですが、もっと有効に活用したいものです。生食するなら熟した果実がお勧めで、皮を剥いてもいいですし、半分に切ってスプーンで中をほじりながら食べるのでもOKです。デザートにもお勧めですし、サラダなどへのトッピングもバツグンの相性です。


アクチニジンは熱・酸・アルカリに弱いので、生食はやはり一番のお勧めとなるのです。スライスして凍結乾燥させた食品もありますし、醸造原料としてワインなどに利用されることもあります。


上手なキウイフルーツの選び方ですが、形はきれいな楕円形がよく、店頭でよく見かけるグリーンキウイ「ヘイワード」などは、果皮にまんべんなくうぶ毛が付いていることを確認してください。果皮の色があまり濃すぎるものは要注意で、明るい薄茶色のものがいいでしょう。軽く握ってやわらかさを感じるあたりが食べ頃となります。果皮の傷やへこみのあるものは味が落ちている可能性があります。


キウイの保存方法ですが、もともとかたい未熟なキウイは常温で追熟させることになります。その際は乾燥させないようにビニール袋に入れ、密封はせず、20度程度の部屋で置いておきます。熟したキウイフルーツは、食べる前に2時間程度冷やすと、更においしく食べられます。